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Spybot(スパイボット)で無料スパイウェア対策 > Spybot(スパイボット)とは?
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Spybot(スパイボット)は、イギリスのPepiMK Software社が開発しているスパイウェア対策ソフトで、世界中のインターネットユーザーに広く利用されています。
日本語版のスパイボットがキャノンシステムソリューションズから販売されていますが、海外版が無償で利用でき、さらに、選択言語の中に日本語があるため、一般的に、日本語に対応した無料スパイウェア対策ソフトとして広く知られています。
ただし、無料スパイウェア対策ソフトとは言っても、製品版スパイボットが販売されていることからも分かるように、スパイウェア対策ソフトとしての性能、信頼性は、他のセキュリティソフトに勝るとも劣らない内容となっています。
それでは早速、Spybot(スパイボット)の基本的な機能を確認してみましょう。
スパイウェアの検出、駆除
スパイウェア対策ソフトという名前から分かるように、スパイボットをインストールして利用することで、スパイウェアを検出し、それを駆除(削除)することができます。
スパイウェアの定義データは、インターネットを通じて提供されますが、自動アップデート機能は標準設定となっていないため、手動でのアップデータの確認・ダウンロードが必要となります。
ちなみに、「標準設定になっていない」というだけなので、高度な設定を変更することによって、自動アップデート機能を有効にすることができます。
簡易的な常駐保護機能
スパイボットには、簡易的な常駐保護機能がついています。
これにより、ブラウザ(例:Internet Explorer)のセキュリティを向上させ、スパイウェアによる強制ダウンロードを防ぎ、また、スパイウェアを侵入を防いでくれます。
ただし、”簡易的な”という言葉を付けたことからも分かるように、スパイウェアの常駐保護機能としての性能は高くないため、常駐保護機能の付いたWindows Defenderと合わせて使うことをお勧めします。
また、スパイボットは、スパイウェアが行う活動の一つである、レジストリの書き換え行為を検出し、システム設定を保護する機能も備えています。
ワームやトロイの木馬などの不正プログラムに対応
ワームは、自分自身をコピーしながら自己増殖し、迷惑行為を行なうプログラムのことです。
また、トロイの木馬は、自分を他の無害なプログラム(ソフトウェア)などに見せかけ、利用者を欺き、コンピュータ内部に潜伏して悪さを働く可能性が高いプログラムです。
スパイボットでは、これらの不正なプログラムも検出し、駆除することができます。
以上が、Spybot(スパイボット)の基本機能です。
スパイボットはとても便利な無料スパイウェア対策ソフトですが、機能の説明で書いた「自動アップロード機能が標準設定になっていない」という点は忘れないようにして下さい。
スパイウェア定義ファイルのアップデートをしないまま、スパイウェアの検出&駆除を行うと、正しくスパイウェアが検出できず、駆除できないままになってしまう可能性があります。
…それにしても、有料で売られているスパイウェア対策ソフトが、無料で、しかも日本語で利用できるなんて、素晴らしいことですよね。スパイウェアが心配な方は、ぜひ利用してみて下さい(*^^*)。
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